震災と想像力

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自分も大学受験で使った参考書を友人から集約して送ったんですが。
なんだ役に立てるじゃん。



まぁ現地で頑張っていらっしゃる自衛隊やボランティアに比べれば、ホントに微々たる貢献なのかもしれませんが。
でも、津波で何もかも流されてしまったとか、生活が著しく困難であるとか、そういう人は東日本太平洋沿岸に沢山いらっしゃるのであって、その中で何か役に立てる事ってのは探せば絶対あるんじゃねぇかな。

いや、探すまでもなくネット上で情報は回覧されて来るね。
その中から、ほんのちょっとのボランティア精神と、他者への想像力を働かせて、自分のキャパで無理せずに役に立てる事を決めればいいだけなんじゃねぇかな。
現に自分はやってみたが、そんなに難しい事じゃない。



震災直後に「自分は役に立てない」的な嘆き方をしてた人間を、リアルでもネットでも見たけど、そりゃそうだよねぇ。
だってアノ状況でやらなきゃいけないのって捜索とか瓦礫撤去とかなんだから。
ノウハウもなければ体力もない。

でも、これからは違う。震災の被害に遭われた方々は、生活を建て直さなきゃいけない。日常に戻らなければいけない。
にもかかわらず、現状を見る限り、たったそれだけのために多くの困難が待っているのは、火を見るより明らか。

私達はこの一ヶ月半、この世のものとは思えない様々な惨劇を見聞してきた。
そして被災者の方々に対して「かわいそう」という素朴な感情を持つのは理解できる。
でも被災者の為に必要なのは寧ろ、想像力を持ち続け、それを持続させる力。
この危機で、試されてるのは私達そのものなんじゃなかろうか。